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ある日突然、裁判員に選ばれたら、どうする・どうなる

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著者/訳者名

著:内海 徹 監修:長戸路 政行 

出版社 明日香出版社
発行年月日 2009年02月01日
ISBNコード 9784756912671
定価 ¥1,760(税込)

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概要

裁判員としてやるべきことはどんなことなのか、裁判の内容を第三者に話したらどうなるのか?辞退はできるのか、など裁判員として必要な基本知識をわかりやすく解説。イラストなども適宜いれ、手にとりやすい内容に仕上げます。

目次

序章 いよいよ裁判員制度がスタート
 1.裁判員制度が平成21年5月から始まるぞ!?
 2.裁判員候補者への通知は平成20年12月までに届いている
 3.裁判員の対象となるのは20歳以上の男女
 4.「参加したくない」は83% 最高裁の1万人の遺棄し調査
 5.問題山積の裁判員のスタート
 6.プロの法律家に混じってアマチュアの素人が裁判できるのか?
 7.いきなり素人を裁判の場に引き込むのは無茶ではないのか?
第1章 私は裁判員裁判に出たくない
 1.どうして裁判は裁判官にまかせておけないのか?
 2.今まで判決に時間がかかっていたのに3日でやれるのか?
 3.半ば強制的に裁判員にさせることは憲法違反ではないか?
 4.裁判員教育など裁判員になれる環境づくりが先ではないか?
 5.果たして、裁判官と同じ土俵で議論ができる人がいるか?
 6.被害者が裁判に参加すると同情心に流されるのではないか?
 7.控訴されれば裁判員の参加した裁判は意味がなくなるのか?
 8.裁判員になったために受ける被害はどうなるのか?

第2章 誰が・どのように裁判員を選ぶのか
 1.どうして国民が裁判に参加する必要があるのか?
 2.いつから裁判員の話は始まったのか?
 3.裁判員はどんな法律で決められているのか?
 4.どのようにして裁判員候補予定者は選ばれるのか
 5.裁判員候補者はどのようにして呼び出されるのか?
 6.補充裁判員というのはどんなことをするのか?
 7.呼出状がきたらどこの裁判所に行くのか?
 8.わからないことがあるときはコールセンターへ
 9.どのようにして裁判員候補者名簿に名前が載るのか?

第3章 こんな場合には大手を振って断れる
 1.裁判員になれない人はどのような人か?
 2.裁判員になる条件が足りない人(欠格事由)
 3.裁判員になれない職業の人もいる
 4.特定の事件について裁判員になるのがふさわしくない人も
 5.その他、裁判員となるのにふさわしくない人(その他の不的確事由)

第4章 こんな人は裁判員を辞退できる
 1.裁判員候補者名簿に載ると裁判員にならなければならないのか?
 2.裁判員候補者には裁判の6~8週間前に呼出状と質問票が届く
 3.呼び出しの当日には辞退理由を書く当日質問票を書いて提出する
 4.裁判員を辞退したければ辞退できる人とは?
 5.「裁判員の辞退理由に関する政令」で認められた辞退理由は?
 6.「思想・信条」を理由に辞退することはできないか?
 7.自分は死刑廃止論者なので裁判員を辞退したい

第5章 辞退が認められず、くじで裁判員に選ばれたら
 1.くじ運は悪いはずなのに裁判員候補者に当たってしまった
 2.裁判員候補者に選ばれてしまったら?
 3.呼び出しの期日にはどんなことが行われるのか?
 4.選任手続きで裁判長の面談が行われる訳は?
 5.どんなケースで不選任決定がなされるのか?
 6.検察官や弁護士にも不選任請求は認められている
 7.裁判員選任手続きで選ばれなかった人は?

第6章 裁判員裁判はどのようにして行われるか?
 1.裁判が始まる前に裁判員に裁判長から説明がある
 2.裁判員の出席する法廷では、どこに、誰が、どのように座るのか?
 3.公判は検察官の起訴状朗読から始まる
 4.次いで検察側、弁護側の冒頭陳述が行われる
 5.裁判長が公判前整理手続きの内容を説明する
 6.証拠調べでは裁判員も被告人に質問できる
 7.第一回公判が終わると中間評議が行われる
 8.証拠調べが終わると検察官の論告求刑が行われる
 9.最後は弁護人の最終弁論と被告人の陳述で終わる
 10.裁判員は最終評議に入り、評決を下すことになる
 11.有罪の決定をした場合には量刑を決める
 12.最後は裁判官が判決を作成し、言渡しをすればすべて終了する

第7章 裁判員になったらこれだけは知っておこう
 1.裁判所へはどんな服装でも行っていいのか?
 2.審理内容をメモにとってもよいのか?
 3.証拠書類や鑑定書が理解できないときはどうしたらよいのか?
 4.裁判員は証人に対して質問することはできるのか?
 5.欠席や遅刻をするとどうなるのか?
 6.裁判途中で急病になったり、休養ができたらどうしたらよいのか?
 7.昼食などの食事は用意してくれるのか?
 8.審理していく事件のテレビを見てもよいのか?

第8章 裁判が終わったあとに知っておきたいことは?
 1.自分の名前や住所が公になることはないのか?
 2.どの範囲なら裁判の内容を家族に話してもいいのか?
 3.どのようなことが守秘義務として禁止されているのか?
 4.有罪判決を下した裁判員が危険にさらされることはないか?
 5.事件が控訴されたり、冤罪の場合に責任を問われることは?
 6.もう一度、裁判員になって参加したいが?
 7.もう懲りたので二度と裁判員になりたくないが?

巻末付録
 ・裁判員の参加する政治裁判に関する法律第16号第8号に規定するやむを得ない事由を定める制令
 ・裁判員の参加する裁判が行われる裁判所・支部一覧
 ・罪名別に見た裁判員制度対象事件数
 ・刑事裁判に参加する主な国の制度について
 ・1年間に選ばれる裁判員の想定数
 ・裁判に関する用語解説
 ・索引

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