概要
私たちの身近な暮らしの中で、仏教に関する素朴な疑問に答える本。たとえば「数珠とはなんのためにある道具か?」「塔のあるお寺と塔のないお寺はどう違うのか?」「ご先祖様は家の仏壇とお寺のどちらにいるのか?」「道ばたのお地蔵様にはどういう意味があるのか?」「仏教にはなぜいろんな宗派があるのか?」「仏様を拝むときにはどういう作法があるのか?」「正しいお墓のつくり方とは?」などなど。もちろん、深遠なる仏教の教えについても、わかりやすく解説してある。
こうしてみると、私たちの日常の暮らしの中のしきたりや作法には、仏教から来ているものが大変多いことに気づく。仏教を知ることは、日本を知ることであるといっても過言ではない。本書を読むことで仏教に対する理解が深まり、いっそう親しみがわくはずである。お寺の建築や仏像の種類、全国の代表的な七福神なども付いて、お寺巡りにも役立つ一冊である。
目次
第一章 お寺を訪ねてみよう
第二章 仏を拝む作法を知ろう
第三章 仏の教えと宗派の違い
第四章 仏壇とお墓のまつり方
第五章 生活のなかの仏教行事と仏の教え
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