ミクロデータを実証する時に用いる統計手法がミクロ計量経済学。経済理論と統計分析を厳密に関連づけて、統計手法を解説する。

序　章　はじめに
第１部　統計調査とミクロ統計の考え方

第１章　ミクロ計量経済学の考え方
第２章　ミクロ統計データの調査・開示・利用・保存
第３章　ミクロ統計データの特性と分析手法
第２部　線形モデルとパネルデータ分析

第４章　線形モデルの考え方と推定方法
第５章　パネルデータ分析：労働供給の賃金弾性値の推定
第３部　非線形モデル

第６章　二項選択モデル：出産の意思決定モデル
第７章　多項選択モデル：学校選択問題
第８章　順序選択モデル：年金投資選択問題
第９章　トービットモデルとヘックマンの2段階推定：労働供給問題
第10章　カウントデータ分析：医院への通院回数問題
第４部　政策分析

第11章　政策評価分析の手法
第12章　ミクロデータからマクロ経済統計へ：家計別物価指数の構築