概要
冷戦終結後二十年。自衛隊の海外派遣活動が積み重ねられ,日本の国際貢献のあり方がさまざまな視点から議論されている。明治から平成まで,日本外交において軍事力が持つ意味を歴史的・理論的に分析し,「強制力」の意味や課題,可能性と限界を明らかにする。
目次
「序章:近現代の日本外交と強制力──明治から平成まで」=佐道明広
「日清戦争以前の日本陸軍参謀本部の情報活動と軍事的対外認識」=関 誠
「国際軍縮会議と日本陸軍──パリ平和会議からワシントン会議へ」=高杉洋平
「戦後における自主国防路線と服部グループ──一九四七~五二年」=柴山 太
「『防衛力の在り方』をめぐる政治力学──第一次防衛大綱策定から第二次防衛大綱策定まで」=千々和泰明
「戦後の日本の政軍関係──文官優位制度を中心に」=小出輝章
「冷戦後における自衛隊の役割とその変容──規範の相克と止揚,そして『積極主義』への転回」=藤重博美
「同盟締結理論と近代日本外交──『脅威の均衡』論の検証」=川崎 剛
「今日の国際社会における非対称性脅威と強制力の役割──広域緊急災害医療システムを例として」=神藤 猛
「二一世紀における海洋安全保障──海洋の安全と強制力の役割」=山崎 眞
書 評
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