概要
「ローマ人の物語」全15巻の完結から2年ー。
渾身の力を込めて書き下ろされた歴史巨編1500枚。
ローマ帝国が滅んだ後、地中海を支配したのは、
略奪、拉致を繰り返す「イスラムの海賊」だった。
衝撃的な「ローマ人の物語」のその後。
476年、西ローマ帝国が滅び、地中海は群雄割拠の時代に入る。「右手に剣、左手にコーラン」と、拉致、略奪を繰り返すサラセン人の海賊たち。その蛮行にキリスト教国は震え上がる。拉致された人々を救出するための修道会や騎士団も生まれ、熾烈な攻防が展開される。『ローマ人の物語』の続編というべき歴史巨編の傑作。
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