概要
王朝に生きた人々は、私たちとは比べものにならないくらい多くの手紙を綴っていた。紙や文字に細心の配慮をし、内容にふさわしい植物の枝に付けて文を送るような工夫も凝らす。心待ちにしている返事がなかなか届かなければ不安にかられ、素早く返信をもらえば幸福感に包まれる。一方、途中で盗み読まれたり、間違った相手に届くといった危険も多く、それを防ぐ手立ても必要とされた。王朝人にとっての手紙の意味を『蜻蛉日記』『源氏物語』など古典の名作から探る。
目次
第1章 王朝の危険な手紙たち
第2章 手紙を運ぶ人たち
第3章 王朝手紙の作法入門
第4章 手紙の作成機器
第5章 王朝の恋文技術
第6章 王朝の遠距離手紙
第7章 手紙の華麗な装飾
第8章 手紙の時間と命
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