概要
日本で起きたバブル崩壊を研究していたアメリカのFRB(連邦準備理事会)は市場原理主義に基づき、2000年代に住宅バブルが生じたときには静観(放置)していた。そこで至った結論は、バブルは放置してもかまわない、崩壊後に金融緩和を行えばよいというものであった。しかし現在、サブプライム問題によって世界的な金融危機が生じている……。
本書では、日米の経済に起こった二つのバブル崩壊を比較し、バブル対策はやはり金融政策にとって重要であること、そして、これから金融政策として為すべきことを検討する。
目次
序 章 アメリカの連邦準備制度は日本のバブルとその崩壊から何を学んだか
第1章 マネタリズムの「反革命」と金融政策
第2章 量的緩和政策と石油高騰-なぜデフレが終焉したのか
第3章 賃金デフレ
第4章 円安政策とドルバブル
第5章 金融政策の所得分配効果
第6章 輸出依存の景気回復と景気後退
第7章 機能麻痺に陥ったアメリカの金融政策
こんにちは ゲスト様
- 検索機能で欲しかった書籍を
- 書籍・雑誌検索
- アカデミック版などお得に
- ソフトウェア
- 記念品やお土産に最適
- 岡山大学オリジナルグッズ
- お得で旬な商品をご紹介
- メールニュース掲載商品
- 大学生協の医療書専門店
- IKEI メディカルブックストア