戦後日本スタディ-ズ(3) 80・90年代
概要
本シリーズは、「戦後」を問い直すための見取り図を提示するとともに、これまでこぼれ落ちてきた論点をアクチャルな問題として拾い上げ、戦後を、特に社会運動に力点をおいて総括しようとする野心的な試みである。
目次
「ポスト冷戦と9・11のあいだ」 山下範久
「ネオリベラルな受動的革命の始動」 土佐弘之
「階層化社会の『私たち』」 佐藤俊樹
「『冷戦構造』と『五五年体制』崩壊後の日本社会」 小森陽一
「グローバル化する人権」 玄武岩
「『新しい戦争』と日本」 佐々木寛
「オウム事件と90年代」 遠藤知巳
「フェミニズムが獲得したもの/しそこなったもの」 斎藤美奈子
「グローバル化とパブリック・スペース」 五十嵐泰正
「ピースボートの25年」 櫛渕万里
「『おたく』という文化圏の成立」 森川嘉一郎
「ポストバブル文化論」 原宏之
■インタビュー
辻井喬「爛熟消費社会とセゾン文化」
三浦雅士「現代思想の時代」
■ガイドマップ80・90年代
北田暁大×小森陽一×成田龍一
■年表(図版付) 道場親信
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