好評を得ていた「植物生理学入門　三訂版」を改訂、改題した本書は、植物生理現象の全体像を体系的にまとめた教科書である。発展著しい分子生物学・遺伝子関連事項を中心に、植物生理学の新しい研究成果を数多く紹介する。

序章—植物生理学と関連学問領域
生体物質の特徴と機能
遺伝子発現の制御と情報伝達
細胞・植物の構造と働き
エネルギー代謝１—エネルギー易動化系
エネルギー代謝２—光合成
窒素と硫黄の代謝
糖質とその代謝
脂質とその代謝
二次代謝物質の生合成
物質の移動
植物ホルモン
発育の調節