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書籍・雑誌

メディア文化研究への招待

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著者/訳者名

ポール・ホドキンソン
土屋 武久 訳

出版社 ミネルヴァ書房
発行年月日 2016年01月21日
ISBNコード 9784623075744
定価 ¥4,950(税込)
※この価格は予価の為、発売時に変更している場合がありますのであらかじめご了承ください。

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概要

メディア文化をどのように研究すればよいか。

目次

第1章 メディアが先か,文化・社会が先か?
 1 はじめに
 2 出発点――形成と反映と表象と
 3 コミュニケーションプロセス
 4 社会的・文化的コンテクストにおけるメディアの要素
 5 次章に向けて

 第Ⅰ部 メディアの諸要素
第2章 メディアテクノロジー
 1 はじめに
 2 対立するメディア理論
 3 テクノロジー決定論
 4 デジタル時代へ
 5 インターネット――社会病理の治療薬か?
 6 おわりに――コンテクストにおけるテクノロジー

第3章 メディア産業
 1 はじめに
 2 メディア組織
 3 最大の関心事――収入源
 4 スポンサーの役割
 5 政府と規制
 6 おわりに――経済決定論?

第4章 メディアコンテンツ
 1 はじめに
 2 記号の配列としてのメディアテクスト
 3 ナラティブ分析・ジャンル分析・ディスコース分析
 4 内容分析――質から量へ
 5 おわりに――テクストをコンテクストに置く

第5章 メディアユーザー
 1 はじめに
 2 アメリカのオーディエンス研究に見る実証的伝統
 3 カルチュラル・スタディーズ――支配的解読と対抗的解釈
 4 おわりに――手放しの賞賛?

 第Ⅱ部 メディア・権力・コントロール
第6章 メディアが操作する?
    ――マルクス主義とイデオロギー
 1 はじめに
 2 マルクス主義とイデオロギー――基本知識
 3 大衆を欺く文化産業
 4 イデオロギー的意味
 5 政治経済とイデオロギー
 6 論争および批判
 7 複雑なコミュニケーションの流れと消費者による抵抗
 8 おわりに――理論の安易な放棄を避ける

第7章 ニュースの解剖学
 1 はじめに
 2 なにをニュースとして取り上げるか
 3 ニュースを構築する
 4 報道者間の差異
 5 類似点――偏向とイデオロギーへの回帰?
 6 おわりに――バッド・ニュース?

第8章 公共サービスか,個人のための娯楽か?
    ――メディアの方向性
 1 はじめに
 2 公共放送
 3 検閲――有害コンテンツを阻止する
 4 商業上の競争と消費者の選択
 5 おわりに――商用化の未来はバラ色?

第9章 国民的メディアの衰退…
    ――商業化・断片化・グローバリゼーション
 1 はじめに
 2 メディアと〈公共圏〉
 3 「想像の共同体」としての国家
 4 公共圏の衰退
 5 デジタル化による国民の希薄化
 6 おわりに――国民の共同体あるいは厄介払い?

 第Ⅲ部 メディア・アイデンティティ・文化
第10章 メディア・エスニシティ・ディアスポラ
 1 はじめに
 2 人種差別主義と排他性
 3 表象
 4 「ポジティブな」イメージを推進する
 5 ニュー・エスニシティとディアスポラ
 6 オーディエンスの分断
 7 おわりに――エンパワーメントか,それともゲットー化か?

第11章 メディア・ジェンダー・セクシュアリティ
 1 はじめに
 2 女らしさの構築
 3 エリート主義批評家?
 4 エンパワーの可能性
 5 メディアと男らしさ
 6 異性愛を超えて
 7 おわりに――バランスのとれたアプローチ

第12章 メディアコミュニティ
    ――サブカルチャーとファン・グループとアイデンティティ・グループ
 1 はじめに
 2 メディア対コミュニティ
 3 モラルパニックとマスメディアによる非難
 4 ターゲットを絞ったコミュニティ
 5 DIYメディアとインターネット・コミュニケーション
 6 おわりに――定義がすべて?

第13章 メディアによる飽和・集団の流動性・意味の喪失
 1 はじめに
 2 意味の喪失としての飽和
 3 メディア=現実
 4 アイデンティティ――断片化と流動性
 5 バーチャルな遊び場としてのインターネット
 6 おわりに――飽和はしているがリアル?

キーワード解説
訳者による読書案内
訳者あとがき
文  献
索  引

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