生物間相互作用と害虫管理
概要
人類は、農耕生活を開始して以来、害虫の被害に悩まされ、その防除を目指してさまざまな手法が用いられてきた。しかし、「防除」の発想では、農業生態系を構成する生物群集の多様な機能を活かすことはできない。生態学の最近の研究成果に基づき、生物間に働く多様な相互作用を利用した害虫管理の基礎とその方向性を示す。
目次
第1部 複数餌種に対する複数天敵の利活用
第1章 捕食性天敵を中心にした相互作用 安田弘法(山形大)
第2章 寄生性天敵を中心にした相互作用 市岡孝朗・松本崇(京都大)
第2部 種間相互作用網の利活用
第3章 腐食連鎖由来の種間相互作用網 宮下 直・島崎 彩(東京大)
第4章 共生関係を中心とした種間相互作用網 金子修治(静岡農試)
第3部 土着天敵の利活用
第5章 生息場所の利活用と土着天敵 小野 亨・城所 隆(宮城古川農試)
第6章 土着天敵の利活用 大野和朗(宮崎大)
第4部 化学生態学の利活用
第7章 ミクロな視点での化学生態学 前田太郎(農生研)
第8章 マクロな視点での化学生態学 岡崎一博(福島果試)
第5部 生物多様性の利活用
第9章 生物多様性と害虫管理 田中幸一(農環研)
第10章 生物多様性の管理 桐谷圭治(伊東)
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