概要
21世紀から早や10年を閲しつつある現在においても、太平洋戦争以降の日本戦後音楽史は、その多くが「見えない歴史」に置かれたままである。吉田秀和の衣鉢を継ぐ音楽批評/研究の気鋭として熱い注目を集める著者が、音楽学最前線における歴史記述の先鋭な方法意識とエネルギッシュな資料捗猟を踏まえ、これまでにない壮大な「戦後音楽史」を描きだす。作家のエピソードや交流の羅列に終始していた前近代的な「音楽史」を廃し、「運動」としての歴史というアプローチから、政治・大衆運動・メディア・ジャンルなど多様な網目から紡ぎ出される「戦後音楽」実相に新鮮に切り込んでいく。充実したデータから繰り出される歴史の数々は多くの発見に満ち、読者に刺激あふれる音楽史=文化史として、知的興奮を掻き立てずにはおかない。
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