概要
今なお〈日本人〉を呪縛してやまないこの言説史研究の決定版
1801年志筑忠雄訳『鎖国論』の訳出によって誕生した「鎖国」という言葉の東西両洋の受容の歴史を、ケンペルの原書にまで遡って、また国内外に伝存する94点の写本の徹底究明を通じて明らかにする。今なお〈日本人〉を呪縛してやまないこの言説史研究の決定版。
目次
序 なぜ「鎖国」言説の形成史か 本書の視座
1 ケンペル論文の成立と18世紀西洋における受容
2 志筑忠雄訳『鎖国論』の成立とその背景
3 近世後期日本における志筑忠雄訳『鎖国論』の受容
4 近代日本における「鎖国」観の形成とその変遷
5 戦後日本における「鎖国」言説
結 語
近世・近代における「鎖国」言説の形成史
補 論
志筑忠雄訳『鎖国論』の流布と写本構造の分析
注 釈
参考文献
人名・書名索引
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