概要
日本の国際政治研究においては,(1)国家中心と脱国家の間,(2)国際政治理論と地域研究の間,(3)国際政治理論と歴史研究の間で,潜在的に論争が行われてきた。本巻は,この三つの対立軸をふまえつつ,とりわけ理論的ないし方法論的志向の強い研究事例を提示する。
目次
序 章 日本の国際政治学──「棲み分け」を超えて=田中明彦
第1章 国際政治理論──近代以後の歴史的展開=中西 寛
第2章 リアリズム──その日本的特徴=村田晃嗣
第3章 ネオ・リベラル制度論──国連安保理改革にみる可能性と限界=飯田敬輔
第4章 コンストラクティビズム──実証研究の方法論的課題=宮岡 勲
第5章 対外政策決定──「小泉外交」における政治過程=信田智人
第6章 ジェンダー──フェミニスト国際関係論の発展と課題=御巫由美子
第7章 安全保障──非対称型脅威の台頭=神保 謙
第8章 国際政治経済──戦後の展開と今後の課題=田所昌幸
第9章 国際関係における文化──系譜とさまざまな視点=川村陶子
第10章 戦略的思考法──北東アジアにおける日本の制度戦略=鈴木基史
第11章 シミュレーション──過激派ネットワークの形成=山本和也
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