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在宅看護論:地域療養を支えるケア 第2版

在宅看護論:地域療養を支えるケア 第2版
著者/訳者名

弘前学院大学看護学部看護学科教授 櫻井 尚子
神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部看護学科講師 渡部 月子
横浜市立大学医学部看護学科地域看護学領域准教授 臺 有桂 編

出版社 メディカ出版
発行年月日 2009年02月01日
ISBNコード 9784840425445
定価 ¥3,740(税込)

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概要

他領域との重複の多い在宅看護論は、限られた授業時間に盛り込む内容を厳選しなければならない。こうした要請のもと在宅看護の特徴・倫理をはじめ、連携や訪問看護さらには事例を交え、在宅看護の具現化に必要十分な内容とした。新情報を追加した改訂2版。

目次

[1] 在宅看護の概念
 1 地域療養を支える看護
  ・1 在宅看護とは
  ・2 個人を対象とする在宅看護
  ・3 集団を対象とする在宅看護

 2 日本の在宅看護の歴史と現状
  ・1 日本の在宅看護の変遷と社会背景
  ・2 在宅看護が必要とされる社会背景

 3 在宅ケアと在宅看護
  ・1 在宅チームケアの意義
  ・2 在宅ケアの目的
  ・3 在宅ケアにおける看護の特徴
  ・4 継続看護の視点
  ・5 在宅ケアチームにおける看護職の役割
 4 在宅看護の倫理と基本理念
  ・1 療養者中心の医療・看護
  ・2 看護の倫理
  ・3 療養者の権利に関わる宣言・報告
  ・4 アドボカシー
  ・5 エンパワメントによる支援
  ・6 パートナーシップ
  ・7 ヘルスプロモーション

[2] 在宅療養者と家族の支援
 1 在宅療養を必要とする人たち
  ・1 高齢者
  ・2 難病患者(児)
  ・3 心身障害者(児)
  ・4 精神障害者(児)

 2 在宅療養の成立条件
  ・1 本人が在宅療養を希望していること
  ・2 家族に在宅療養を受け入れる意思があること
  ・3 療養できる居住環境が整備されていること
  ・4 地域に医療・看護の提供機関があること
  ・5 地域に在宅ケアシステムが整っていること
  ・6 在宅療養をコーディネートする介護支援専門
     員が身近にいること

 3 在宅療養者への看護活動
  ・1 個別健康支援
  ・2 地域ケアシステムの活用・改善
  ・3 医療機関・施設と居宅を結ぶ看護

 4 在宅看護と家族
  ・1 家族とは
  ・2 家族と看護

 5 家族の介護負担とその軽減
  ・1 在宅療養生活と家族
  ・2 介護負担に影響する要因
  ・3 介護負担軽減に向けた家族の支援

[3] 在宅療養を支える看護
 1 訪問看護の特徴
  ・1 訪問看護とは
  ・2 訪問看護の制度と現状
  ・3 訪問看護における看護職

 2 在宅ケアを支える訪問看護ステーション
  ・1 訪問看護ステーションの設置と管理運営
  ・2 従事者
  ・3 対象者
  ・4 サービス内容
  ・5 サービスの流れ
  ・6 利用料

 3 地域包括支援センター

 4 訪問看護の実践
  ・1 訪問看護における看護過程の特徴
  ・2 訪問看護過程の実際
  ・3 家庭訪問・初回訪問

 5 訪問看護の記録
  ・1 訪問看護記録の意義
  ・2 訪問看護で使用する記録
  ・3 訪問看護記録を記入するときの留意点

 6 在宅ケアにおける感染症
 1 対応のポイント
 2 在宅療養者によくみられる感染症

[4] 在宅ケアの連携とマネジメント
 1 地域包括ケアシステムと在宅ケア
  ・1 地域包括ケアシステム
  ・2 在宅ケアのシステムとチーム

 2 ケアマネジメントと看護
 1 ケアマネジメントとケアマネジャー
 2 ケアマネジメントの過程 

 3 関連職種との連携
  ・1 連携・協働を推進するポイント
  ・2 会議(カンファレンス)の活用

 4 在宅ケアシステムの実際
  ・1 難病在宅ケアシステム
  ・2 徘徊高齢者SOSネットワーク

[5] 在宅ケアを支える制度と社会資源
 1 社会資源の活用
  ・1 介護の人的資源
  ・2 介護の物的資源
  ・3 社会資源活用における看護職の役割

 2 在宅ケアを支える医療保険制度
  ・1 医療保険制度
  ・2 医療給付
  ・3 健康保険法で定められている金銭給付
  ・4 生活保護
 3 高齢者を支える制度と社会資源
  ・1 高齢者に対する施策の歴史
  ・2 高齢者の保健事業と医療
  ・3 高齢者保健福祉施策
  ・4 介護保険制度
  ・5 高齢者を支える取り組み,法律

 4 障害者の在宅療養を支える制度と社会資源
  ・1 障害者に対する施策の歴史
  ・2 障害の分類
  ・3 障害者手帳
  ・4 障害者自立支援法
  ・5 身体障害者補助犬法
  ・6 障害者雇用促進法(改正)
  ・7 障害者の歯科医療
  ・8 障害者を支える手当・年金

 5 在宅難病療養者を支える制度と社会資源
  ・1 難病療養者に対する施策の歴史
  ・2 難病療養者に対する制度

 6 子どもの在宅療養を支える制度と社会資源
  ・1 子どもを対象とする公費負担医療助成
  ・2 子どもの在宅療養を支える手当・年金
  ・3 子どもの在宅療養を支える日常生活援助

 7 在宅療養者の権利を擁護する制度と社会資源
  ・1 権利擁護とは
  ・2 日常生活自立支援事業(福祉サービスの
      利用援助)
  ・3 成年後見制度
  ・4 任意後見制度
  ・5 オンブズマン制度

[6] 事例にみる在宅看護
 1 在宅での生活を希望する脳卒中後遺症のある
    高齢者
  ・1 電話で得られたAさん(82歳,女性)の情報
  ・2 初回訪問時の状況
  ・3 その後の経過

 2 感染症が疑われる在宅酸素療法中の療養者
  ・1 Cさん(75歳,男性)の情報
  ・2 退院後の状況
  ・3 ショートステイ後の状況

 3 在宅の認知症高齢者
  ・1 Dさん(78歳,女性)の情報
  ・2 受診前後の状況
  ・3 その後の状況

 4 24時間ケアを要する難病療養者
  ・1 Fさん(42歳,男性)の情報
  ・2 生活支援

 5 ターミナル期の療養者
  ・1 Hさん(49歳,女性)の情報
  ・2 退院までのプロセス
  ・3 退院時の状況
  ・4 退院 3 日目の訪問時の状況
  ・5 退院 3 カ月後の状況
  ・6 夜間の緊急訪問依頼とその後の経過

 6 事故により中途障害者となった青年へのケア
  ・1 Iさん(25歳,男性)の情報
  ・2 訪問看護時の状況

 7 在宅での生活を希望する精神障害者
  ・1 Jさん(45歳,男性)の情報
  ・2 訪問後の状況

 8 地域で療養する子ども
  ・1 Kさん(10歳,女児)の情報
  ・2 退院直後の状況
  ・3 退院15日後の状況
  ・4 母親の急病

[7] 在宅における援助技術
 1 食の援助
  ・食のアセスメント
  ・援助の実際
  ・嚥下訓練
  ・摂食障害時の援助

 2 清潔の援助 
  ・清潔のアセスメント
  ・援助の実際
  ・在宅における褥瘡ケア

 3 移動の援助
  ・移動に関するアセスメント
  ・援助の実際

 4 排泄の援助
  ・排泄状態のアセスメント
  ・援助の実際

 5 呼吸の援助
  ・呼吸のアセスメント
  ・援助の実際

 6 服薬管理
  ・服薬管理の実際

 7 腹膜透析(CAPD)の援助
  ・在宅CAPDの実際

 8 ターミナル期の援助 
  ・ターミナルケアの実際

 付録 やってみよう! 訪問看護演習

 6章 設問解答・解説

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